栄養


 

健康に、食べ物ほど直結しているものはありません。

 

しかし、栄養があっても、味が好きになれないものや、見た目が気にいらないものもあります。

 

食物アレルギーなどで食べられない場合もあるでしょう。

 

その為、人それぞれ、献立が違うので、どういう栄養が一番、自分に合っているのか、健康に良いのかということが、分りにくくなっています。

 

食べることは、楽しみです。

 

どんなに、栄養があっても、嫌いなものは嫌いです。

 

どうすれば、楽しみながら、健康でいることが出来るでしょうか?

 

簡単な方法が、一つあります。

 

それは、「自分の体の言うことに、耳を傾けてあげること」です。

 

「今晩の夕食は、何が食べたいかな」と、考えることです。

 

栄養のことを詳しく知らなくても、誰にでも簡単に出来ます。

 

家の有り余りの材料で、何が作れるかを考えるのではなく、味を思い浮かべて、何が食べたいかを体に聴くのです。

 

これが、驚くほど正確です。

 

人間の体は、不思議なもので、体に足りない栄養は、おいしく感じて、足りすぎている栄養は、もう食べたくないと拒否します。

 

同じ食べ物が、その時の体調に応じて、おいしくなったり、まずくなったりします。

 

味を思い浮かべた時に、おいしそうと思ったものが、体の欲しがっている栄養素です。

 

ただし、欠点が、一つあります。

 

空腹時と、満腹時には、センサーが働かないということです。

 

人間は、ご飯を何も食べないと死んでしまいます。

 

その為、空腹の時には、何でもおいしく感じます。

 

また、反対に、満腹の時には、何も受け付けなくなります。

 

空腹でも、満腹でも無い時が、一番、わかりやすいように思います。

 

あと、同じものばかりを食べて、おいしいと感じる人がいますが、これは、体が、他の味を知らない場合があります。

 

食わず嫌いというもので、食べたことがないから、おいしいか、おいしくないか、判断が出来ないというわけです。

 

食べ慣れると、そこから栄養を取ることを、体が覚えるので、選択肢を増やすためにも、いろいろ食べて、健康に役立てて欲しいと思います。

 

栄養とは、大きく分けると三つに分類出来ます。

 

「身体をつくるもの」、「エネルギーになるもの」、「身体の調子を整えるもの」です。

 

「身体をつくるもの」は、『タンパク質』(アミノ酸)と『脂質』(脂肪酸)です。

 

「エネルギーになるもの」は、上の二つに、『炭水化物』が加わります。

 

そして、「身体の調子を整えるもの」は、『ビタミン』と、『ミネラル』(カルシウム、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、リン、塩素など)です。

 

この栄養素を、自分に合った形で、補う必要があります。

 

 

世界保健機関(WHO)と、国連食料農業機関(FAO)は、ハムなどの保存肉が、がんのリスクと強い関連性があり、動物性脂肪に多い、飽和脂肪酸(ほうわしぼうさん)が2型糖尿病と、心臓疾患の発症リスクを高めると報告しています。

 

アメリカとカナダの栄養士会は、菜食者は、がん、糖尿病、肥満、高血圧、心臓病といった主要な死因に関わるような生活習慣病のリスクが少なく、認知症のリスクも減ると報告しています。

 

肉食は、力仕事などが多い男性に多く、飽和脂肪酸が増えて、女性よりも、短命になりやすいようです。

 

だからと言って、肉ばかりを食べて、野菜を食べない生活を続けてきた人が、突然、菜食主義に変えれるかというと、なかなか難しいものがあると思います。

 

野菜を食べないのは、肉の方がおいしいと感じていたからだと思います。

 

 

例えば、ダイエットを気にする女性は、美容の為に、あまり、お肉を食べないように思います。

 

こういう方は、普段から、野菜を食べているので、野菜から栄養をとることを体が覚えていて、野菜を食べるとおいしいと感じます。

 

このおいしいと感じることが重要です。

 

体がおいしいと感じる野菜の取り方を考えてあげることが、頭の役目です。

 

「自分の体の言うことに、耳を傾けてあげること」と、「自分の体に、おいしいを、教えてあげること」です。

 

肉に含まれる「ビタミン12」という栄養素があります。

 

「葉酸」と共に、悪性貧血を防ぎ、神経細胞内の核質やたんぱく質を合成、修復する働きがあります。

 

野菜にはほとんど含まれず、野菜好きの女性が、欠乏しやすい栄養素です。

 

貝類にも多く含まれる栄養素なので、ダイエットを気にする人は、貝を食べるのも、一つの方法だと思います。

 

自分にあった栄養の取り方を考えることが、大切だと思います。

 

糖尿病、高血圧、メタボリック症候群、高コレステロール血症などの生活習慣病は、食事の取り方、運動の仕方、喫煙の有無などで発症すると言われています。

 

日本では、食生活が欧米化してしまった事により、肉類の摂取量が増えたことが、一因だと指摘されています。

 

栄養も、多めに摂取した方が良いものと、少なめに摂取した方が良いものとあるというわけです。

 

厚生労働省と、農林水産省は、生活習慣病の予防として、「食生活指針」を分りやすく、「食事バランスガイド」というイラストで表示しています。

 

ご飯やパンなどの「炭水化物」は、もっとも多く取って良い栄養素で、次に、野菜などの「ビタミン」と「ミネラル」、そして、肉や魚などの「タンパク質」の順で取るのが理想的だそうです。

 

牛乳やチーズなどの乳製品と、果物などは、少量にするのが、健康の為には良いということです。

 

ご飯や、パンは、太るから食べないとか、ご飯は栄養がないから、おかずだけにするという考え方は、体にとっては危険が伴うということです。

 

                    厚生労働省・農林水産省決定「食事バランスガイド」

 

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