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おまえがあの苦しいしれんにたえぬいたとき きっと おまえの心の中に ほんとうの仏がつくられるだろうと思った……
おまえが生んだ仏は おまえだけのものだ
だれにも まねられぬ
だれにも ぬすまれぬ
（火の鳥 鳳凰篇 手塚治虫）
三室戸寺 蓮園
「蓮の華」（はすのはな）は苦しさや悲しみを象徴する「泥」を養分として綺麗な花を咲かせます。
仏様が蓮の台座に座っているのは、苦しさや悲しみを克服して解脱（げだつ）した事を「蓮の華」に例えているわけです。
世の中に無駄な経験などありません。
全ての苦しみには意味があります。
いつの日か苦しみや悲しみの経験も重要な養分となり、美しい幸せな花を咲かせる事が出来るものと思います。
（やっしー）
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